kamakura
物語の舞台「鎌倉」

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春三月三日。海を眺める一人の女性の姿があった。

鎌倉を訪れては、寺院や北条政子の墓を参る信仰篤い賀茂野塩子は、大仏の御前で祈りを捧げているとき、突如、雷鳴と共に仏から与えられた聖なる使命を悟る――。

人々の心に巣食う、「自分さえよければ、他人は不幸になっても構わない」という身勝手な欲望や嫉妬心から発生する「呪い」。

テレビのワイドショーやSNSの書き込み、医者や教師による断定的な言葉、そして家族や職場の同僚、友人からの言葉など、現代社会の様々なところで「呪い」は蔓延している。

生霊化した友人の嫉妬、給付金詐欺師、暴力を振るう夫、持論を押しつける教授、そして、幾人もの女性を弄ぶ増上慢の男 ――。彼らの「悪事」は、塩子によって見破られ、払われていく。

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仏の教えに照らして「善悪」を分かつ新しいヒーローが立ち上がった。

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