映画『二十歳に還りたい。』は9月29日(金)から全国公開がスタート。公開が始まるとSNS上では、「作品の余韻が凄い！」「テーマの無償の愛に感動した」「観る者に人生を顧みるキッカケを与えてくる作品」「二十歳に還れるなら亡くなった両親に親孝行がしたい」「心が温かくなった」など、絶賛のコメントが溢れており、タイトルの『二十歳に還りたい。』や、テーマである「無償の愛」に、想いを馳せる人が後を絶ちません。また、主人公・寺沢一徳の老年期を演じた津嘉山正種さんの味わい深い演技に感銘を受ける人も続出しました。

そんな津嘉山さんの独占インタビュー映像とメイキング映像が公開となりました。来年2月に80歳を迎え、沖縄で戦争を体験したことから反戦を訴え続け、洋画吹き替えで人々を魅了し続けた名優は、映画『二十歳に還りたい。』に、どのような取り組み方をしたのか。そして、本作のテーマ「無償の愛」に何を想うのか――。

「まもなく私は80代になります。作品に関わる度に思うのですが、どんな作品、どんな役と考えながら、作品に参加するようになりました。」「遺作になるとしても私はそれで、いい出会いがありましたと、言えるような作品だったと思います。」と覚悟を語ってくれました。

また、本作のテーマである「無償の愛」についてもある「なぜ、この争いが起きているのか。」「多分、皆さんが争いや紛争に巻き込まれた、あるいは巻き込んだ、そういった方々が、無償の愛という見返りを求めない、利他の心と言いますか、相手の心を考えて、相手の立場を考えて思いながら毎日を生きることが出来れば、こういう紛争は起きないのではなかろうかと思うんです。」とも語ってくれました。

メイキング映像では、津嘉山さん演じる寺沢一徳が、若き日に仕事にかまけて家庭を顧みないシーンや、撮影の合間に赤羽監督と津嘉山さんによる閑談風景、クランクアップの様子など貴重な映像が。

主人公・寺沢一徳役は、青年期を田中宏明さん、老年期を津嘉山正種さんがそれぞれ演じ、人生の成功と影、そして青春ならではの瑞々しい輝きを表現してくれました。

本編では決して同じ画面に収まることはない二人の貴重な写真です。