コメントComments

キャスト・監督からのコメント

映画をご覧になった方の声

誰しも悔いのない人生などあるはずもなく、しかし、もう一度、二十歳の青春時代に戻り、それから、どんな運命を辿るのかを描くのは、映画ならではの、ひとつの夢のかたちだろう。
その意味を問う姿勢に、作者たちの誠実さを見た。

映画評論家 野村正昭

誰もが年を重ねたある日、鏡に映った自分の顔を見て苛立つ。
いつ、こんなひどい顔になったんだ?
情けない顔になったんだ?
人生ははかなく、夢のように一瞬で過ぎていく。
だから、回春など願うことなく、目の前の日常を豊かに歩んでいきたい。
津嘉山正種と田中宏明がそれを教えてくれる。アユハピ?

文筆家 賀来タクト

40代も後半になれば日常の会話である「戻れるならいつの時代?」を具現化した作品だと思う。
正直自分は今までの人生を振り返ったことはあまりないが、本作品を見て考え方を改めた自分もあの時に戻りたいと思ってよいのだということ。そしてそれは、自分自身の欲ではなく人の為に思うのであれば、許されるのではないかとも思った。
全編通して感じるのは、この作品は主人公の夢ではないか。そして自らの思いを神の言葉として受け止めて、それを全うする主人公の姿は誰もが共感できる。特に、80歳の知恵を持ちながら若年期の姿となりサッカーの仲間との繋がりや初めてながら演劇に取り組みながら、過去の自分を振り返る主人公の表情は苦しみではなく、一つずつ成長を自分に刻んでいる喜びに感じた。
誰もが思うことだからこそ、それぞれの感想を得ることが出来る作品。

マスコミ・40代男性

タイトルを見て、単純に戻れるなら戻りたいと思ってましたが、本作を見て、今を大切に生きねばと思わせてくれる映画でした。
学生時代のシーンは、その一つ一つのエピソードで寺沢一徳が、また、頼もしくて、ついていきたい。
クライマックスの寺沢一徳の決断については、映画を見終わった後も、深く考えさせられました。
日頃の生き方を見直す良い機会になりました。

メディア業界・30代男性

過去になんて、戻れない。
人生をやり直すなんて、できるわけがない。
そんなこと、誰だって知っている。
でも、今の生き方を変えれば、未来は変わる。
つまり、過去は変えられる。
「二十歳に還りたい。」は、そんなテーマも含めた、重層的な物語。
青春、友情、恋、夢、裏切り、仕事、家族、死、愛…。
いくつものテーマが編みこまれたストーリーに引き込まれる。
そしてクライマックス、僕は涙が止まらなくなった。
なぜだろう。
そう、これは誰かの物語だけれど、きっと僕自身の物語でもあったんだ。

フリーライター・40代男性

主人公の青年期を演じた田中宏明の実直さ
老年期を演じた津嘉山正種の俳優としての年輪
寺沢を思い続ける女性に扮した三浦理香子の純粋さ
そのすべてが美しい響きとして混ざり合い、壮大な物語を奏でている。

映画業界・40代女性

映画『二十歳に還りたい。』コメント
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