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初主演・希島凛「心を見つめるきっかけになれば嬉しいです。」初日舞台挨拶開催!

現代人の心のあり方を問う新たなヒーロームービー『呪い返し師-塩子誕生』が、ついに全国224館で公開!
公開初日となる本日、都内劇場で初日舞台挨拶を行いました。
希島凛、福永紗也、鈴木まりや、吉田宗洋 、土平ドンペイ、赤羽博監督、そして大田薫総合プロデューサーが登壇しました。

本作で映画初主演を飾った呪い返し師・賀茂野塩子役の希島は「塩子は現代に仏陀の教えを伝えて、聖なるものを守りたいという使命感で戦っています。また、一人で戦っているが故の聖なる孤独も感じています。そんな塩子の心の深さと器の大きさを表現できるように役作りをしていきました」と細部に渡るこだわりを語りました。

オカルト研究会改め、呪い返し研究会所属の女子高生・五十嵐奈々子役の福永は、役柄同様に現役の女子高生であり、それだけに「生霊を描いたシーンは私自身が高校一年生なのでリアルに感じました」とコメントしました。

アナウンサー役初挑戦だった上条さくら役の鈴木は、「本物のアナウンサーの方に滑舌や息継ぎなどを教えてもらったりして、髪の毛も普段のピンク色から正統派の色にしてみました」役作りついて語りました。

天道グループの御曹司・天道翼役の吉田は、悪い役柄もあり「改めまして…申し訳ございません!」と平謝りで笑わせつつ「見た目はジェームズ・ボンドだけれどカッコいいのは上っ面だけ。中身は地団太を踏むような子供です。それを意識した結果がスクリーンに表れています!」とアピールしました。

詐欺グループのリーダー・ナガサキ役の土平は「お年寄りを騙してお金を取るなんて…最低な人間!」と役柄を紹介し「皆さんから『こんなヤツ成敗されればいい!』と思ってもらえるような芝居を心掛けました」と悪に徹したと述べました。

そんな土平について福永は「台本ではナガサキのセリフは標準語なのに、現場では関西弁が聞こえてきた。その理由を土平さんにお尋ねしたら『関西弁の方がナガサキっぽいと思って』と。勉強になりました!」とコメントしました。

希島も「塩子がナガサキと対峙するシーンで塩子が登場するまでの芝居は、ドンペイさんのアドリブです。ドンペイさんはユーモラスな芝居をされる方で魅力的。空き時間の会話も面白くて、現場を盛り上げてくださいました。ナガサキとドンペイさんの性格は真逆!」と人柄に感激すると、当の土平は「そんな褒めても何もでえへんでえ!」と照れ隠しのツッコミで会場が笑いに声に包まれました。

そんな土平絶賛の横で吉田は「最後の天狗神社のシーンでは天道(吉田)が騙した女性たちが集結します。撮影時は凄く寒かったので暖を取っている女性たちに僕が『寒くないですか?』と声をかけたら、冷たく『…ハイ』と言われた。イメージ回復できたのかなあ?」と悲しそうな表情を浮かべていました。希島は「天狗神社のシーンでは吉田さんの熱演で、吉田さんの顔と天狗の顔がダブって見えました!」と吉田の役になりきりぶりに目を丸くして、吉田を「鬼の形相ならぬ天狗の形相!?」とビックリさせていました。

総合プロデューサーの大田は本作のテーマを「呪い」にした狙いについて「現代はネット社会を中心に呪いが蔓延する怖い時代。書き込みで人の心を傷つけることもある。呪いはすべての人が影響を受けている。呪いは自己中心的な想いが高じて相手を苦しめたり、呪っている自分も病んだりする。そのような呪いが現代社会に確実にあるということを表現したかった」と解説しました。

メガホンを取った赤羽監督はニューヒロイン・塩子について「壊れかけている今の日本を良き日本にするために、ゆがみを正したかった。悪い人たちをやっつける塩子が子供たちの憧れるヒーローになれば」と語りました。

最後に希島は「呪いというものを他人事ではなく身近に感じてもらい、どのような想いが間違っていて呪いに繋がるのか、心を見つめるきっかけになれば嬉しいです。何度も劇場に足を運んでいただき、心の法則をマスターしていただいて、鏡の心で呪いを払い、返す塩子のような分身が世の中にたくさん誕生したら世界は美しく明るくなるはずです」とコメントしました。

赤羽監督も、「日々感謝、そして日々反省すること。そのような習慣でいれば、生霊も悪霊も悪魔も取り憑かなくなります。それさえやっていれば、皆さん真っ直ぐに生きていけるはずです。この映画を見て、そのことを心の中に染み込ませてください」と作品への期待を述べました。

映画『呪い返し師―塩子誕生』大ヒット上映中!